昨日までで期末(学年末)考査が終わりました。
今日は短縮授業にしてプラスONE・スタディの時間とあわせて時間を作り、さまざまな分野で活躍する方の体験豊かな講演を聴き、思索を深め、生きる力と将来への指針を育む「キャリア教育講演会」を実施しました。
講師は 小林祐梨子先生です。陸上競技の中・長距離選手で、高校生の時に1500m日本記録樹立し高校駅伝優勝、その後北京オリンピックと世界選手権で5000mに出場し、決勝にも進出した有名なアスリートです。
演題は「ここ一番で実力を発揮できた理由」でした。
陸上競技を始めて引退するまでのさまざまなエピソードをもとに、夢・目標の見つけ方、目標を達成するための小目標づくりや、夢が見つけられなくても自分自身を決めつけず色々なことにチャレンジすることで自分に向いていることをもとに夢が見つかることをお話しくださいました。またご自身の経験から夢や目標を失うと単に努力するだけになり伸び悩んだこと、そして夢に向かっているとさまざまな形で支えがあり、それに気づき感謝の気持ちが生まれるところに成長があることなどをお話しいただきました。
講演では夢を持っている人?といわれて、反応することがあまりできませんでしたが、生徒の皆さんも何かしら心の中には持っているはずです。講演では小学校の卒業アルバムに夢を書いた話がありましたが、夢や目標を書いたりすることがそれを具体化するきっかけになるということでした。キャリア教育でさまざまに自分を見つめ将来を考えてテキストに書き込んだことをもとに、今を生かして取り組む小目標につなげられるといいですね。